発育をさわって刺激 ひよこの会でベビーマッサージ
ダウン症の子どもをもつ親で結成される「ひよこの会」(萩原美由紀会長)で5月13日、ベビーマッサージの講習会を行った。タッチケアのセラピストとして活動する山本加世さんを招き、親子6組が参加。お母さんたちからの要望により、今回で3回目となる。
山本さんは筋肉や背骨、脳の仕組みの解説を交えながら、マッサージの方法を指導。「子どもの体に触れることで、お母さんたち本人も影響を受け、気持ちも穏やかにする効果があります」と話した。
生後5カ月の明日菜ちゃんと参加した松本幸恵さんは、「ダウン症の子どもは首が座るのが早くて6カ月。発育のことなども相談できてとても参考になりました。マッサージが少しでも刺激になり、発育を補えれば」と感想を話した。子どもたちの中には手や足など、マッサージをしてほしい部位を示してリクエストする姿もみられた。