久野・山神下から多古まで トンネルが8年後開通予定
市内城山と多古を結ぶ都市計画道路「城山多古線」が、8年後の2021年度に全面開通を予定している。市内久野の「山神下」交差点まではすでに完成しており、トンネル区間を含む多古までの約400mを残すのみとなった。昨年12月には計画道路上の土地保有者を対象に用地説明会が行われ、10人が参加。同8月に日本たばこ産業小田原工場の跡地を商業施設を展開するイオンタウンが取得したことで、将来的に交通量が増すことが予想される。
城山多古線の完成と同時に、都市計画道路「小田原山北線」の穴部・多古間も開通を予定。神奈川県では用地補償交渉を進め、16年度に小田原山北線が、17年度に城山多古線の工事が着工する計画。
さらに、小田原の外環状道路でもある都市計画道路「穴部国府津線」の穴部・蛍田間が22年度に開通を予定している。現在、ヤオマサ蛍田店前まで完成しており、全線が開通すると小田原山北線、城山多古線につながり、国府津から城山まで結ばれることになる。穴部・蛍田間は現在測量を実施しており、計画図面が出来上がり次第、用地補償交渉が行われる。