美しく、魅せる技術で挑む ハナマサの2人が大会に出場
市内栄町の花屋・ハナマサの河野精一朗さん(44)が、本日25日(土)にクイーンズスクエア横浜で開催される「ジャパンカップ神奈川ブロック代表選考会」に出場する。
同カップは、毎年行われるフラワーアレンジの技術を競う大会。河野さんは昨年初めて選考会を突破。今年4月に東京ビッグサイトで行われた本大会に出場した実績を持つ。
審査はテーマに沿った作品を持ち込む一次、通過者がステージ上で課題に取り組むファイナルへと進む。一次テーマは「輝くあなたへ」。河野さんは喜び、感動した時に流す嬉し涙に着目。雫の形をしたモチーフにホトトギスやバラなどをバランスよく束ねた作品で挑む。大会では土台に凝った作品も多い中、「素材の良さをいかに生かすか。シンプルに、花をきれいに”束ねる”技術で勝負したい」と細部の美しさを追求する。「もう一度本大会に出て、ファイナルに残りたい」と意欲をみせた。
また同日開催の「クイーンズカップ」には、河野さんのほか同店の椿尚美さん=写真下=もブーケ部門で出場する。白のカラーを使い、持った時のシルエットを強調した、流れる様なブーケを制作し「ファイナルに残れたらいいですね」と目標を口にした。