神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

伊勢の鳥居、小田原に見参 報徳二宮神社城址口に完成

文化

公開:2015年4月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
上)竣工式の後くぐり初めをする草山明久宮司下)お披露目された鳥居の前に、建立作業の関係者が笑顔で集まった
上)竣工式の後くぐり初めをする草山明久宮司下)お披露目された鳥居の前に、建立作業の関係者が笑顔で集まった

 報徳二宮神社が4月15日の例大祭で、伊勢神宮の古材を使い新たに建立した鳥居をお披露目した。

 同神社の創建120周年記念事業の一環として、昨年から取組んできたもの。2013年の式年遷宮の際、伊勢神宮から譲り受けた部材で、小田原城址口に高さ4m、幅3mの鳥居が完成した。

 古材は昨年12月、報徳二宮神社の草山明久宮司をはじめ、木材業関係者が伊勢神宮を訪れ、小田原に持ち帰った。宮大工の芹澤毅さんをはじめ、棟梁や大工職の集まりである工匠会のメンバーらが古材の調査を開始。今年に入り、傷みが生じている古材の一部を補強・維持する「根継ぎ」のため、樹齢約100年の小田原産檜を製材した。

 「鳥居の建立を通し、木の文化に触れる機会をつくりたい」という草山宮司の考えのもと、市民参加の鉋削りワークショップなどを行いながら作業を進めた。

 大工の棟梁として建立に携わった芹澤さんは「神社・木材業・市民・大工などさまざまな立場の人が同じ目線で力を注ぐのが、本当のものづくり。この環境で仕事ができて職人冥利につきる」と語った。

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

商議所が合同入社式

商議所が合同入社式

21事業所124人が参加

4月20日

シネマ館で金次郎鑑賞

シネマ館で金次郎鑑賞

城北RCが市民招き企画

4月20日

相撲取って力比べ

参加募集

相撲取って力比べ

5月4日、早雲杯を初開催

4月20日

親なきあとを支援

親なきあとを支援

 ミニセミナー

4月20日

出馬予定者が討論会

小田原市長選

出馬予定者が討論会

小田原青年会議所が主催

4月20日

求む、纏の振り手

求む、纏の振り手

舞台は北條五代祭り

4月20日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook