小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2015年4月25日
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自転車の引き揚げに奮闘するダイバー
小田原城址公園・二の丸東堀で4月15日、ダイバーによるボランティア清掃が行われた。
ダイバーがお堀の清掃作業をするのは今回が初。当日は、西神奈川ダイビング事業者安全協議会所属のプロのダイバー13人が参加。お堀の北端から馬出門土橋までの約４３００平方メートルを潜水しながらゴミの収集を行った。
この日収集したゴミは約70kg。缶や瓶、財布などの小物に加え、自転車も2台引き揚げられた。
スキューバダイビングスクールＯｐｅｎ Ｗａｔｅｒの冨田茂雄代表は「お堀に潜ったのは初めて。目を開けていてもつぶっていても同じくらい視界は悪く、底の方は泥が溜まっていて全く見えなかった」と悪戦苦闘した作業を振り返った。
これまで、岩手県陸前高田市内港湾のゴミ撤去回収や芦ノ湖の湖底清掃を行うなど、定期的なボランティア活動も行っている。今回の取り組みは、冨田代表らの「地元で何かできないか」という思いから実施に至った。「今後も年に一度はお堀の清掃活動をしていきたい」と活動に意欲を見せた。
