小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2015年8月22日
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このまちでゆめをさがそう―。地元のなりわいの魅力を体験してもらおうと、小田原箱根商工会議所が開催している「小田原箱根大博覧会」。子どもたちが憧れの職業に挑戦する様子を取材した。
魚國商店では古川孝昭社長が小学生２人に、鮮魚の下ろし方を指導。何匹かの実践ののち「これは経験だね」と得心したように話す市川怜央くんの言葉が、周囲の笑いを誘った。
日本交通横浜（株）小田原営業所はタクシー乗務体験を指南。２日間で10組がメーターを操作したり、ドアの開閉をする様子に鈴木要社長も目を細めた。
毎年人気を博すのは箱根登山鉄道（株）の１日駅長体験。川島颯くんら３人は白いジャケットと制帽に身を包み、市川昌稔管区長と敬礼のポーズを決めた。
小さな手を懸命に動かした河内屋製菓舗のねりきり作り。朝顔や菊など季節を写す和菓子の世界に、唐橋ゆうりさんたちは、奥深さを感じたようだ。
なりわい体験は10月24日（土）まで開催されている。詳細・問合せは会議所【電話】０４６５・２３・１８１１（平日の午前９時〜午後５時）。
