小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年9月26日
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商業を学ぶ高校生が学習の成果を披露する「神奈川県生徒商業研究発表大会」で、小田原総合ビジネス高校が初めて最優秀賞を獲得した。参加した総合ビジネス科の坂本エリカさん、杉本麻由さん、鈴木裕也君、田中健太郎君、西村紗稀さん(全員3年)は、11月に青森県で開催される全国大会に出場する。
8月の県大会では、『西さがみの観光ビジネス』をテーマに、2020年の東京五輪を見据えて外国人観光客をいかに増やすかについて発表した。夏休み返上で準備した杉本さんは「みんなで助け合って優勝できたので、込み上げてくるものがあった」と喜びを噛みしめた。
研究発表にあたり、5人は小田原駅で24組の外国人に滞在理由を聞き取り調査。そのほとんどの回答が乗換だったため、外国人が好みそうな場所を探し、その発信方法を模索した。田中君は「後輩にも引き継いで、地元の魅力を世界に発信していきたい」と話した。