小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2017年6月17日
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小田原市立三の丸小学校の5年生が6月7日、小田原城址公園で梅もぎ体験を行った。これは食育を目的とした授業の一環で、児童たちは白加賀系の梅約120kgを収穫。その後、小田原市梅研究会の穂坂成雄会長が同校を訪れ、梅の品種や生育具合など児童らの質問に答えた。
もぎたては青かった梅が山吹色に追熟した6月12日、5年生は総合学習の授業で梅干しづくりに挑戦した。児童自らインターネットを使い、ジップロック(チャック付ビニール密閉パック)を利用する簡便な漬け方を検索。爪ようじを片手に、「初めての作業で楽しい」と真剣な表情で梅のへたを取り除き、塩と梅酢をよくなじませて冷暗所に保存した。
今後は頻繁に天地を返し、9月頃に赤紫蘇を加えて色を付ける予定。