「子どもの読書活動優秀実践図書館」として4月23日、都筑図書館(三田稔館長・茅ケ崎中央)が文部科学大臣から表彰された。横浜市立図書館としては初めてのこと。
この表彰は子どもの読書活動推進のため、読書への意欲や関心を高める取り組みを行う学校や図書館などを讃えるもので、2002年から行われている。今年度は全国の学校141校、48図書館、58団体が表彰された。
都筑図書館は子ども用図書貸し出し数が36万7759冊と市立図書館でも最多の冊数を誇る。貸出総数に占める児童書の割合も36・7%と市内平均の29・3%を大きく上回った(数字は2014年度実績)。
子どもの読書が盛んな背景には、市民団体らが一役買っている。都筑図書館では、「つづき図書館ファン倶楽部」や「つづきっこ読書応援団」などのグループと共同で催しを企画。月2回のおはなし会や講演会の企画を通し、読書推進の活動に取り組んできた。また、昨年度は開館20周年記念事業を展開。市民団体だけでなく一般公募者とも協力し、夜の館内でコンサートやビブリオバトルを行う「ライブラリーナイト」など多彩なイベントを開催した。
こうした実績や市民協働の活動が評価され、今回の表彰に至った。この春就任した三田館長は「各団体の皆様はもちろん、司書の方々の努力の賜物。子どもの読書に限らず、さらに学校や地域と連携して市内1位の貸し出し冊数更新に向け励みたい」と話した。
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