横浜市公園愛護会表彰がこのほど、横浜情報文化センターで行われ、吾妻山公園愛護会(ベアレント・ヴォルフガング会長)が団体表彰を受けた。
市内には2675の公園があり、その約9割にあたる2478カ所に地域住民からなるボランティア「公園愛護会」が結成されている。この表彰は公園の美化や保全、活性化などに功績があった団体や個人を表彰するもので、今回区内からは個人4人、団体では同愛護会が唯一選ばれた。
センター北・南駅の間にある吾妻山公園。都筑中央公園や大塚・歳勝土遺跡公園などと共に「つづき五山」とも呼ばれ、竹林を抜けた小高い丘からは、港北ニュータウンの景色を楽しめる自然豊かな公園だ。
以前は雑草が人の背丈ほどまで生い茂り、人もあまり寄り付かなかったという同公園。住民が安心して利用できるようにと愛護会メンバー9人で、草刈りや竹林の手入れ、老朽化したベンチを都筑区のシンボルカラーである青と緑色に塗装するなどユニークな活動を約1年半掛けて行ったことが今回評価された。現在では近隣の保育施設の園児などが、公園内で遊ぶ姿も見れるという。
ドイツ出身で約45年前日本にやってきたベアレント会長。「ドイツでは自分のまちは自分できれいにするのは当たり前。こ子どもからお年寄りまで交流できる場になれば」と笑顔を見せた。
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