都筑消防署は、区内の高齢者施設の代表者を集め研修会と消防訓練を3月15日、特養老人ホーム、ヴィラ都筑(大棚町)で行った。
研修会では「防災と救急」をテーマに消防の職員が様々な事例を交えながら講演。「救急車を呼んだ際に施設職員にしてほしいこと」「延命希望のない入居者への対応」など、業種特有の事例への説明を行った。質疑応答の時間では「搬送までどれくらいの時間がかかるのか」などの質問が上がった。また、消防の職員とともに施設内を見回り、災害等が起きた際に危険が発生しやすい場所や改善するべき場所などを聞いた。
実際に施設内の消防設備を使用した訓練も行われ、参加者は放水を体験した。ヴィラ都筑の織茂大輔施設長は「どれくらいの勢いで水がでるかなど、実際に使ってみないとわからないことを学べた。研修を含め貴重な体験と良い前例を作れた」と話した。
消防署の職員は「実際に施設の設備を利用して訓練や研修をできる機会は珍しい。参加者した方同士で情報共有などを行っていただければ」と話した。
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