パスを出す山田選手（右）＝24日･横浜文体
参入２年目の２０１２―13シーズンでリーグ初制覇を遂げた、プロバスケットボールｂｊリーグの横浜ビー・コルセアーズ。新体制のチームで臨んだ９月のプレシーズン試合では３戦全敗と苦しんだが、２連覇を目標に10月５日開幕のシーズン３季目に挑む。
昨季在籍していた外国人選手４人が新たに３人に入れ替わり、ヘッドコーチに前アシスタンコーチの勝久（かつひさ）マイケル氏（30）が就任するなど体制が一新した横浜。球団運営は増収とコスト削減を目指し、同リーグの広報などを手がける大手広告通信社に全面業務委託し、再スタートを切った。
９月15日、16日の秋田ノーザンハピネッツとのプレシーズン試合２連戦では82―97、85―92と連敗。３戦目の24日は、ＮＢＤＬ（日本バスケットボールリーグの下部育成リーグ）の東京エクセレンスに61―91で敗れた。横浜は序盤から高いシュート成功率を維持した東京に苦戦。本来得意とするディフェンス中心の組織プレーが機能せず、３戦連続90点台の失点を許した。
勝久マイケルＨＣは、「前王者として恥ずかしいプレーだった。一から練習を重ねて修正していきたい」と気を引き締めた。チームの司令塔、ガードの山田謙治選手（30）＝南希望が丘中出身＝は「メンバーが一新してチームは未完成だが、お互いをもっと知って意識を高め、結果が出せるチームにしたい」と語った。
開幕戦は10月12日と13日、スカイアリーナ座間（座間市立市民体育館）で信州ブレイブウォリアーズと戦う。詳細はチーム公式ＨＰ
【URL】http://b-corsairs.com/
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