中区・西区版 掲載号:2011年12月1日号
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アサヒタクシー 市内初のUD車両導入 バリア解消さらに進める

社会

車いすの乗降りの実技を学んだ
車いすの乗降りの実技を学んだ

 アサヒタクシー(株)(藤井嘉一郎代表取締役社長=本社・中区山元町)はこのほど、市内で初めてUD(ユニバーサルデザイン)タクシーを導入した。これは高齢者や障がい者などの介護が必要な人や、子育て中の人など様々な人が利用しやすいようにと開発されたもの。国も事業者へ同車両の導入時に補助をつけ促進を後押しする。今後は認知の拡大も課題となりそうだ。

 UDタクシーは国土交通省がメーカーと共同で開発し昨年秋に発表した。乗車定員は5人(車いす1人の場合は3人)のゆったりとしたセカンドシート、車いすのまま車両後部のスロープから乗り降りできる。福祉車両としての用途の他に、大型スーツケースやベビーカーへの対応など「誰もが利用しやすいタクシー」を想定している。

 アサヒタクシー(株)では、市内ではいち早くUDタクシーを1台導入し、11月17日から運行を開始。通常の流し運行で、2人の専任ドライバーをつけている。藤井社長は「バスや電車と同じように、タクシー事業者にとってもバリアフリー化に取組むことは責務」と導入の意図を話す。

 同社では11月25日、乗務員を対象にUDタクシー講習会を実施。当日は、障がい者や高齢者の外出支援サービスを提供しているNPO法人から講師を招き、移動制約者がドライバーに対して、どのようなサービスを望んでいるのか、また対応する際の注意点などを講義と実技で学んだ。参加者からは「どんな声かけをしたら良いか?」「どこを掴むと移動しやすいか?」などの質問や意見交換が活発に行われた。藤井社長は「通常車両で福祉対応をする際の参考にもなり、とても良い機会だった」と話した。

導入に補助金

 神奈川県タクシー協会横浜支部では、同車両の導入を図る目的で国土交通省が平成23年度に補助事業として新設した「地域公共交通バリア解消促進事業」への申請を進めている。同支部では、各事業者の導入台数目標等の数字固めを行っており、それと同時に横浜市へ平成24年度事業として盛り込んでもらうよう働きかけをしている。市都市整備局では「横浜市としても、UDタクシーの台数の拡大を図っていきたい。どういったバックアップをしていくか、現在話し合っている」としている。

 藤井社長は「これまでより対応できるニーズが広がった。しかし特別な車両だと思い一度挙げた手を下げるお客様が多いので、今後は補助金制度などを利用して台数を増やしていく事で、UDタクシー自体の認知を広めたい」と話している。
 

運行しているUDタクシー
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