民主党 (35歳) 中山大輔さん
―選挙戦を振り返っての感想はいかがですか。
中山 民主党政権への批判が強く、予想以上に厳しい戦いとなった。逆風の中で当選できたのは、これまでの実績が評価されたものと喜びたい。
―力を入れて取り組みたい課題は何ですか。
中山 2期8年で市の財政赤字は1兆円ほど減ったが、まだ約5兆3000億円の赤字を抱えている。行財政改革や議会改革などを行い、無駄の排除を徹底するべき。医療政策では、診療所・病院・介護施設をつなげる「地域ネットワーク」を構築したい。子育て支援についても取り組みたい。
―神奈川区の課題と対応策を教えてください。
中山 例えば、羽沢・菅田地区とコットンハーバー地区では、地域特性が違う。住んでいる方に配慮した、きめ細やかな政策が必要。内陸部や丘陵部では、お年寄りの外出支援策としてバリアフリーを強化する一方、臨海部では、待機児童や防災対策を緊喫の課題として取り組むべきだ。
―林市長に対する評価は。
中山 もうすぐ2年になるが、まだ林カラーは出せていない印象。これから政策実行される「横浜市中期4か年計画」の達成度で評価されるべき。子育て支援など、女性ならではの視点でやってもらいたい。
―区民へのメッセージをお願いします。
中山 これまで同様、多くの所を回って、地域の声を市政に反映させていくスタイルに変わりはない。さらに一歩踏み込んで、区の特性に合わせた政策を作りたい。無関心と言われる若い世代が興味を持てるような活動をしていく。
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