箱根駅伝のデータ収集で知られる西條純一さん(神之木在住)に今年の箱根駅伝を分析してもらった。
――優勝候補は?
「東洋大と駒澤大のいずれか。東洋大の柏原が5区でどれだけ差をつけられるかが鍵。駒大は持ちタイムトップのスピードを生かせるかにかかっている」
――ダークホースは?
「早稲田大は当初3強の一角とみられていたが、故障者もいて、去年のような力強さに欠け、ダークホース的存在。明治大・東海大は、鎧坂・村澤が目立つが、3強を崩すには駒不足」
――シード権争いは?
「今回も大激戦が予想される。どこが圏内に入ってもおかしくないほど、力は接近している。当日の調子次第で、大きく結果が左右される。予選会トップの上武大が初のシード権をとるか、学連選抜が10以内に入るかどうかも見どころ」
――注目選手は?
「何と言っても東洋大柏原。最後の箱根を有終の美で飾れるか。村澤が5区を走りそうなので、2人の争いが見もの。1万m学生ナンバー1の鎧坂や早大・大迫がどんな走りをみせるかにも注目したい」
――今年の神大は?
「前回は5区山上りで天野が区間3位と予想以上の活躍をしたが、今回はエース不在。予選会で見せた、ラスト5Kmの追い込みの強さを全員が発揮すれば、シード権争いにも加われるはずだ」
――神大の新人コンビの評価は?
「赤松・柿原ともに、いずれエースに成長して行く選手、箱根で大きく飛躍して欲しい」
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