市場まつりに3万6千人 秋の味覚を堪能
毎年恒例の「横浜市場まつり2012」が10月28日、横浜中央卸売市場本場で開催された。
当日は、日頃の感謝を込めて、普段は一般の人が入ることができない卸売市場を開放し、「おいしさ発信、安全・安心は横浜市場から」をテーマに鮮魚や野菜、果物などを販売した。
雨が降る中、約3万6千人もの人が来場。箱ごと鮮魚や野菜を買っていた人も多く、横浜牛は午前中に売切れるほどだった。また、サンマの炭火焼や鉄火丼、海鮮汁のブースでは行列が絶えず、初めて訪れた親子は「サンマの身がプリプリしていて何匹でも食べられる」と話していた。仲卸売場では各店舗がその日採れた新鮮な魚や干物などを販売。スーパーでは買えないような珍しい魚に来場者も興味津々だった。その他に、宮城県などの「ご当地ブース」や模擬せりなども多くの人が集まり賑わっていた。
横浜魚市場卸協同組合の岩本稔理事長は「今後は子どもが楽しめる企画など、もっと工夫していきたい」と話している。
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