神大生、工藤氏と語る サークル主催で実現
神奈川大学公認サークルの神大イノベーションが11月30日、「ガクセイフォーラム-from KU to your future-」を同校で開催した。
全4回連続講演会の初回となった当日のゲストは、元プロ野球選手で現在スポーツキャスターなどで活躍する工藤公康氏。同氏による基調講演の後、「ガクセイ生活のあり方」というテーマで、学生と同氏がパネルディスカッションを行った。参加した学生たちは、自分たちの人生や生き方について「壁にぶつかったときの対処は」「なぜ大学に来ているのか」「進路はどうするの」といった、学生ならではの悩みを工藤氏と一緒に議論。学生たちは「大学で勉強している分野の仕事に就くべきなのか」などの質問を工藤氏に投げかけ、同氏の経験に基づいたアドバイスに耳を傾けた。
同サークルは、代表の藤沢和徳さん(工学部4年)ら4人の学生が2年前に結成。現在は横浜キャンパスと湘南ひらつかキャンパスの学生約60人が活動している。「神奈川大学を誇りにもてる母校にする」という活動理念で取り組み、フットサル大会やまち歩き、新入生への履修相談などキャンパスを越えた交流イベントを行ってきた。
今回のフォーラムは「一度、学生みんなで人生について真剣に考える機会を作りたかった」と、数カ月前から企画。短期間で資金集めやPRなどを進めた。「若者へのメッセージをもらいたい」と工藤氏をゲストに招くことも実現。藤沢さんは「サークルのメンバーだけでの一方的なディスカッションにならず、参加学生と意見交換できてよかった」と感想を話した。次回は大学の教育システムについて、大学研究家の山内太地氏を招いて語り合う。
能登半島地震 横浜市の募金額は5528万円4月30日 |
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