海洋環境問題に取り組む米国のNPO法人「セイラーズフォーザシー」の日本支局=西区みなとみらい=がこのほど、白幡小学校(永池啓子校長・児童数618人)の4年生が取り組む海の環境保護活動に対し、認定書を贈った。
授与者として、同団体の創始者である大実業家のデイビッド・ロックフェラー・ジュニア氏が来校。子どもたちの作品を鑑賞した後、「海を一緒に守ってほしい」とあいさつし、認定書を代表児童に手渡した。
評価されたのは、同校の4年生が取り組んできた「海を知り守る環境学習」だ。これは、昨年6月に同日本支局理事で芸術家の井上文太氏を招き行われた、「愛の形」を海の生き物として絵で表現する授業が始まり。その後、鎌倉由比ヶ浜の清掃活動や「愛の形」を立体で表現する授業などを実施し、12月には学習発表も行った。こうして重ねてきた活動の一つひとつが連なり、深まった結果が認定につながった。
佐藤正淳副校長は「ロックフェラーさんを歓迎するために小学校全体で一生懸命準備しました。認定はうれしいですが、学校が開かれ、人が人を呼び、英知を結集する。それこそ白幡小の宝です」と話している。
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|