市救助大会 松見特別救助隊が快勝 6月20日の県大会へ
「平成25年度横浜市消防救助技術訓練会」が5日から7日まで、消防訓練センター=戸塚区=で行われ、神奈川消防署松見消防出張所の特別救助隊2係(鈴木秀二さん、板垣圭悟さん、広瀬祐矢さん、田代侑輝さん、中村誠さん)が団体種目「引揚救助」で1位の成績を収めた。20日に同所で行われる「第38回神奈川県消防救助技術指導会」に出場する。
引揚救助には、市内14チームが出場。松見特別救助隊からは1係と2係がエントリーした。地下やマンホールなどでの災害を想定し、要救助者1人を含む5人1組で行う同種目。スピードはもちろん、一つひとつの動作も評価対象となっている。当日は1係・2係ともに正確な動作とスピード感ある訓練を披露し、2係は全14チーム中トップの1分20秒07、減点なしで優勝。1係は県大会出場権が与えられる3位までに一歩及ばず4位に終わった。
大会を振り返って、2係の鈴木さんは「メンバーの身長が170cmくらいなので、他のチームと比べて機敏に動けたのでは」と勝因を分析。金井基明所長は「1係・2係ともに日頃の訓練の成果をそのまま発揮できた」と評価した。県大会に向けて鈴木さんは「メンバーは全員県大会未経験者。不安もあるが経験のある職員から大会の雰囲気など学びたい」と話し、金井所長は「県大会ではさらにレベルの高いチームが集まるが、全国出場できるよう訓練に励みたい」と意欲を見せた。
その他、個人種目「ロープブリッジ渡過」では本署、浦島出張所、片倉出張所から8人がエントリーし、最高で5位だった。
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