神橋小児童 頭巾かぶり災害体験 ハンカチ片手に暗闇歩く
神橋小学校(垣崎授二校長)で14日、「おでかけ防災教室」が行われた。
これは子どものうちから防災意識を持ってもらおうと、神奈川消防署(松原正之署長)の協力で区内の小学校を対象に毎年行われているもの。当日は2・4・5年生の子どもたちが参加。カーテンを閉めた視聴覚室での煙体験、水の出るレプリカを使った消化器体験、実際に使われている消防車両見学が行われた。
2年生90人が参加した煙体験では、ハンカチ片手に防災ずきんをかぶった児童が、煙の充満した真っ暗な教室の中を歩いた。消防職員の「姿勢を低くすると少し見えやすくなるよ」というアドバイスを聞いて、「本当だ、少し見える」と言いながら脱出した子どもたち。「怖かった」「何も見えない」と驚いた様子だった。
子どもたちの様子を見て垣崎校長は「大きな災害のときは、助けてくれる人がいないこともある。今日の貴重な体験をいかして、『自分の命は、自分で守る』という気持ちを忘れないでほしい」と話していた。
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