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神奈川区版 公開:2013年8月1日 エリアトップへ

浅野高校ボクシング部 加瀬さんインターハイへ きょうから佐賀県で

スポーツ

公開:2013年8月1日

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賞状を手にする加瀬さん
賞状を手にする加瀬さん

 このほど行われたボクシングのインターハイ県予選で、浅野高校3年の加瀬匠磨(しょうま)さん(バンタム級)が優勝し、インターハイ出場を決めた。同大会は、今日から7日までの日程で佐賀県で行われる。

 加瀬さんは、3年生になってから県内で負けたことがなく、今回の予選も順当に勝ち上がった。インターハイでの目標は優勝。春の関東大会では、昨年のインターハイで準優勝している選手に惜敗したものの、手ごたえは掴んだという。

 加瀬さんのプレースタイルは、距離を取って相手のパンチをもらわず、自分の間合いで試合を進める「アウトボクシング」と呼ばれるもの。左ストレートが得意なサウスポーだ。練習では、前に出るスタイルの部員とスパーリングを行い、自分の間合いを掴むことを心掛けているという。顧問の庄子真生教諭は、「以前は、相手を圧倒してKOで倒そうという意識が強すぎた。今は、しっかりとポイントを稼いで勝つことができている」と、成長を喜ぶ。インターハイは過密日程のため、いかに身体への負担を小さくするかも優勝を狙う上では大切な要素だという。

重圧乗り越え

 ボクシングを始めたのは、中学入学後。「部活の雰囲気が良かったことが決め手だった」。運動能力が高く、メキメキと頭角を現した加瀬さんは、高校1年時に関東大会で優勝。世界大会にも出場した。しかし、このことが周囲の期待を大きくし、結果そのプレッシャーが負担に。しばらく勝てない時期が続く。試行錯誤を続けて、現在のプレースタイルにたどり着いた。「勝てない時期は、先生や先輩に話を聞いてもらったり、アドバイスをもらえて助かりました」と、周囲への感謝を口にする。

 将来の夢は、医師になること。現在も、部活を終えて帰宅後には受験勉強に励んでいる。メリハリをつけることで、勉強の効率も上がっているという。今はまだ、大学でボクシングを続けるか決めていない。まずは、目の前のインターハイで一番上を目指す。

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