神奈川警察署(秋葉弘幸署長)は7月22日・23日、神奈川消防署(松原正之署長)から講師を招いて救命救急研修を行った。
警察側の依頼によって実現した今回の研修には、所属している警察官のほぼ全員(約160人)が参加。
心肺蘇生法の習得を目的に、参加者全員が実際に人形を使って心臓マッサージを体験し、適切なスピードや強度を学んだ。また、屋外での活動が多い警察官のために、熱中症予防や患者への対応などの講義も行った。
研修後には警察と消防の意見交換会も行われた。交通事故などで警察が先着した際に、消防が到着するまでの傷病者の対応について話し合った。
研修で講師を務めた神奈川消防署中元豊彦予防係長は、「現場で警察官がより速く処置をしてくれれば、救命率も上がる」と期待を寄せた。また、研修を受けた警察署警務課の佐相堅太郎警部補は「警察としても独自に訓練は行っているが、現場での経験に裏打ちされた話は勉強になった」と、同研修の意義を語った。
神奈川区版のローカルニュース最新6件
能登半島地震 横浜市の募金額は5528万円4月30日 |
|
|
|
|
|
|
<PR>