自治会と福祉施設が協定 災害時の共助誓う
羽沢町にある小規模多機能ホームつばさ(有限会社つばさケアサービス・青木明子取締役)と稲荷公園自治会(谷口博司会長)が8月29日、「消防応援協力に関する覚書」を締結した。
当日は松原正之神奈川消防署長が立ち会い、覚書の調印が行われた。協定には、火災・大規模地震などの災害時に被害を軽減させるため、互いに入所者や住民の介護や避難誘導等の応援活動を行うことが盛り込まれた。調印を終えた青木取締役と谷口会長は、それぞれ「声をかけてくれた谷口会長に感謝している」「今後も周辺施設と協定を結びたい」と話した。
神奈川消防署では、社会福祉施設と地域の災害時応援協定の締結を積極的に推進しており、今回で27件目の締結となった。松原署長は「今年は関東大震災から90年ですが、こうして地域が一体となって助け合う礎を作ることができて非常に心強い」と喜んでいた。
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