神奈川消防団 公設と合同訓練 木造密集地での火災想定
放水準備にとりかかる団員たち
神奈川消防団（田辺省二団長）は11月10日、秋季訓練会を神奈川水再生センター＝千若町＝で行った。
今回は神奈川消防署の消防隊と合同で実施。大規模地震で起きた木造密集地での火災を想定し、同所の建物を家屋に見立て、視界が遮られた中での放水訓練を試みた。消防隊からは20人、消防団からは９個分団97人が参加。訓練を終えて田辺団長は「災害時に近づけるため、あえて打ち合わせはあまりせずに実践した。団員から勉強になったとの声もあったので、今後も消防署と連携して実施したい」と話していた。
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