横浜市環境創造局は11月30日、「京浜の森づくり事業ツアー」を実施した。
これは、横浜市が企業や市民団体らと協働で緑の拡充・活用を推進している京浜地区の自然環境の実態を学ぶバスツアー。埋め立て地でありながら、山下公園の13倍以上の緑地面積を有する京浜臨海部について市民に周知することを目的としている。NPO法人よこはま里山研究所がツアーの運営を行った。
参加したのは神奈川と鶴見の区民ら約30人で、京浜臨海部の末広水際線プロムナードやJFEエンジニアリング(株)、貨物線の森緑道、マツダ(株)R&Dセンター横浜、キリン横浜ビアビレッジなどを見学した。
同法人の島村雅英さんは「京浜臨海部は生活から離れた場所なので、そこに大きな緑地があることをみんな知らない。生物多様性に寄与していることを知ってほしい」と訴えた。参加者は「30年住んでいるがこれほどの緑地があることは知らなかった。目から鱗。企業努力の賜物だと思う」と驚いていた。
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