自治会と福祉施設が協定 災害時応援を約束
西寺尾第三自治会(幡野勝廣会長)と社会福祉法人いきいき福祉会(ラポール西寺尾)が3月6日、「消防応援協力に関する覚書」を締結した。
当日は、松原正之神奈川消防署長の立ち会いのもと覚書の調印が行われた。協定には、災害時に被害を軽減させるため、互いに入所者や住民の介助、避難誘導、応急処置などの応援活動を行うことが盛り込まれた。調印を終えた幡野会長は「お互いに安心できるよう、今後さらに深くお付き合いしていきたい」と話し、同法人の小川泰子専務理事は「法人として復興支援活動にも取り組んでいるので、この協定についても福祉の力で役割を果たしたい」と述べた。
神奈川消防署では、社会福祉施設と地域の災害時応援協定を積極的に推進しており、今回で29件目の締結となった。松原正之署長は「震災に対する危機感が薄れつつある中で、地域や要援護者をみんなで守る姿勢を示すことが重要。この協定が地域全体の強化につながれば」と期待を寄せた。
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