リンク再整備業者が決定 仮設は旧横総高に
(公財)横浜市体育協会はこのほど、建て替えが予定されている神奈川スケートリンクの再整備事業者を決定した。再整備は、三井住友・岡山建設の共同企業体(代表企業・三井住友建設横浜支店)が行う。
国際規格に拡充
同協会によると、事業費は18億円で2015年12月に竣工予定。1階に60台以上を停められる駐車場を設け、2階にアイスリンクなどを設ける。メーンリンクは現リンクの27m×54mから国際規格の30m×60mに拡充。観客席は359席を確保する。再整備事業者選定委員会は「防災備蓄庫の設置や店舗の誘致など、地域にとっても付加価値のある事業計画」と評価したが、一方でセキュリティ面などは再検討が必要としている。また、建設期間中は旧横浜総合高校=中区=の体育館に仮設リンクを設置し、一般利用や教室事業を継続する。
同所は、国内の屋内スケートリンクで最も古い歴史を持ち、年間約22万人(2012年度)が訪れている。震災後には、ソチ五輪金メダリストの羽生結弦選手が練習拠点としていた。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>