第96回全国かるた競技横浜大会が1月18日、神奈川トヨタ自動車(市川英治社長)=本社・栄町=で行われ、老若男女が各カテゴリーで対戦した。今大会は地元企業44社が協賛するなど、地域密着の大会となった。
465人が参加
「競技かるた」は、毎年正月に近江神宮=滋賀県大津市=で開催される「名人戦・クイーン戦」を頂点に、年間60回の全国大会を実施。同横浜大会も一世紀に及ぶ長い歴史を誇り、規模・参加者のレベル面で全国屈指の大会とされる。
約300畳が敷き詰められた会場には、全国各地から465人が集まった。競技者は1対1で向き合い、静寂の中で和歌(百人一首)の上の句に集中。目にも止まらぬスピードで下の句が書かれた札を払う、静と動の対比が醍醐味だ。今回もトーナメント形式で7回戦まで進められ、決勝戦はすっかり夜。最上位のA級は鶴田紗恵さん(九州かるた協会)が優勝した。
同社広報室では「日本の伝統文化の維持・普及にむけた社会貢献の一環として、創業当初から支援を続けている」としている。
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