「高校生」を題材に演じた岩井さん（写真左）ら
神奈川総合高校＝平川町＝に通う岩井美菜子さん（２年生）らがこのほど、六角橋商店街のギャラリースペース兼雑貨店「あけ／たて」で演劇を行った。
当日は〈実験劇場「女子高生とかＪＫとか呼ばれるイキモノたち」〉と題し、岩井さん、鈴木美帆子さん、金井彩衣沙（あいしゃ）さんの３人が友人や家族との出来事から「高校生という私たちはいったい何者なのか」を問うような３作品を上演した。
劇団員は一人脚本・演出も
脚本・演出は、全て岩井さんが手がけている。演劇の道を志す岩井さんは、「脚本や演出に向いているのでは」という周囲の勧めから昨秋、好きな劇作家・モリエールの作品名からとった劇団「人間嫌い」を旗揚げ。劇団員は岩井さん一人だが、学校で所属する演劇部の仲間やクラスメートを誘って上演。今回の３作品は、本番前の一週間で神奈川地区センターに足を運び仕上げたという。
岩井さんは自身を「否定や疑問から答えを探すタイプ」と分析し、「高校生のうちにあと１作品は作りたい」と意欲を見せている。
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