横浜市神奈川消防団(田辺省二団長)はこのほど、総務省消防庁と財団法人神奈川県消防協会から表彰旗が授与された=写真。
署と連携し活動に工夫
両表彰ともに、防災思想の普及や設備整備などの活動が他の模範となり、技能や現場活動で功労が抜群であると評価された。
同消防団は現在、9分団383人が活動しており、そのうち59人が女性団員だ。女性団員を積極的に活用する田辺団長の方針で、訓練会などでは女性団員のみで構成されたチームによる放水訓練も実施。また、菅田中学校の生徒を対象に防災スクールを開き、未来の団員育成にも力を入れている。神奈川消防署とは、公共施設を活用して大規模災害時を想定した訓練を合同で行った。
滅多にないダブル受章を果たした田辺団長は「女性は近所の状況に詳しく、災害時にとても心強い。今後も地道に団員確保をしていきたい」と話した。
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