2014年度の横浜市民意識調査の結果がこのほど公表され、神奈川区民が市内で最も「地震などの災害対策」について要望していることが分った。
市民意識調査は、政策立案や市政運営に役立てようと、市が毎年行っているもの。調査は昨年5月から6月に行い、20歳以上の2224人から回答を得た。このうち、神奈川区民は104人。
市政への要望の項目について、神奈川区民の回答は「地震などの災害対策」(43・3%)が1位となった。これは市全体の33・3%を10ポイント上回り、18区で最高だった。
公共交通の便半数が「満足」
一方、市政全体に対する満足度について聞いた項目では、「バス・地下鉄などの便」(51・9%)が1位で「ごみの分別収集、リサイクル」(38・5%)が次いだ。この結果、区民の約半数が公共交通の便に満足していることが分った。
地震などの災害対策への要望が大きいことに関し、区区政振興課では「区内には住宅密集地域が多い。住民意識の高さだと受け止め、引き続き防災減災の取り組みに注力していきたい」としている。
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