松ケ丘自治会館に4月8日、「松ケ丘サロン」が開所した。初日はあいにくの雨にもかかわらず、周辺に住む夫婦らが続々と来館。エプロン姿の南部貞治自治会長が出迎え、それぞれ席につくとさっそく町内の話題で盛り上がった。
約半年で実現
以前から会館を活用して子育て支援や趣味の講座などを開いていた同自治会。昨年度大好評だった健康体操教室を新年度も続けるために、何か新しいアイデアはないだろうかと議論したことがきっかけ。昨年9月から南部会長を中心に協議を重ね、「地域交流サロンを開き、健康体操をその一つとして継続しよう」という案について、区役所の助言も踏まえて構想を練っていった。
カフェの隣でワークショップ
開所は毎月第2水曜日。1杯50円でコーヒーやエスプレッソ、抹茶ラテといったカフェさながらの飲み物を注文できる。クッキーなどの菓子類はサービスで、この日はロンドン在住経験のある住民が作った紅茶クッキーが振る舞われた。南部会長が「目でも楽しんでほしい」と、カップとソーサーは限られた予算の中で河童橋へ出向いて調達。上品なデザインで、女性たちからも「素敵なカップですね」と好評だった。
また、隣のスペースではフラワー教室や俳句教室など、ワークショップを月替わりで開講する。初日は、町内に住むエコライフ研究家・大内えりかさんが端切れを使ったブローチ作りなどを披露した。
健康体操教室は午後の開講。寝たきりやボケ防止への効果が期待できる簡単な運動や脳トレが実践でき、終わったあとは茶話会も開く。南部会長は「自宅にこもりがちな一人暮らしの方にとっても、松ケ丘サロンが憩いの場になれば嬉しい」と話している。
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