――まずは選挙戦を振り返ってください。
「これまでにないくらい、静かな選挙戦でした。言い換えれば、政治への無関心を感じました。これだけ関心がないと、地域コミュニティーにも影響があるのではないかと心配になります」
――投票率は4割にとどまりました。
「地方議会のほうが身近な問題を扱うことが多いだけに、国政よりも関心が低いのは残念です」
――無投票が低投票につながったと言われています。
「公職選挙法で縛られてはいますが、政令市の選挙制度を変えてもいいのでは。例えば、横浜市を3つの選挙区に分けるだけで無投票もなくなるはずです。議論の余地はあると思います」
――若者の投票率アップのために、何かアイデアはありますか。
「分かりやすい周知はもちろんですが、議論の場を広げるために各地で『出張議会』を開催し、皆さんと意見交換していくことも有効だと思います。議会オンブズマン制度を作り、政治不信をなくすことも進めていきたいですね」
――黒岩知事へ求めるものは何ですか。
「特区などを活用し、33市町村への支援体制を強化してほしいです」
――神奈川区の課題は何だと思いますか。
「山坂が多いので、バリアフリーが不可欠だと思います。高齢化対策として移動手段の確保も必要です」
――最後に5期目の抱負をお願いします。
「個人はもちろん、議会全体としての質向上を目指したいと思います」
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