7月下旬から11月にかけて、神奈川区内の地域防災拠点で防災訓練が行われている。9月5日には神奈川小学校で発災対応型の防災訓練が実施され、学校区の8町内会をはじめ、神奈川消防団第2分団、神奈川消防署、区役所など合わせて約140人が参加した。
訓練は、同日午後3時に相模湾を震源とした震度7の地震が発生したことを想定。それぞれ自宅から町内会ごとに集まり、神奈川小まで避難するという流れで行われた。同校に到着した地域住民は、安否情報を記す避難者カードを記入したのち、班別で防災備蓄庫の点検や無線訓練、起震車体験などを実践。日没後を想定した発電灯光器の点検・準備も行った。
物干し竿と毛布を使った担架を体験した参加者は「安定していて不安も感じなかった。とても役立つアイデアだ」と感心していた。
児童30人は一泊
また、拠点訓練に合わせて同校教職員と児童約30人による宿泊訓練も実施。校内で一夜を過ごした。
この訓練の運営委員会で会長を務めている八木下明さんは「拠点訓練と宿泊訓練をより連動させて、子どもたちにも防災に関する体験をさせたい」と、今後について話していた。
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