神奈川区版 掲載号:2016年1月1日号 エリアトップへ

「人らしさ」に親近感 ヒト科のテナガザル

掲載号:2016年1月1日号

  • LINE
  • hatena
ユウタロウ(右)とインタン=同園提供
ユウタロウ(右)とインタン=同園提供

 今年は申年。2016年の主役に躍りでたサルだが、名前に「サル」とつきながら「本当はサルではない」動物が存在する。シロテテナガザルだ。

 金沢動物園(金沢区)で暮らすシロテテナガザルのユウタロウ(雄)とインタン(雌)。長い手を生かして枝から枝へゆらりと渡るしぐさ、木登りの俊敏さ――動き回る姿はサルそのものだが、特徴であるしっぽがない。「ゴリラやチンパンジーなどと同じ類人猿の仲間。ニホンザルのように群れないのも、人間と一緒で家族単位で生きているから」と話すのは、飼育担当の森田菜摘さん。シロテテナガザルは「ヒト科」に分類され、霊長類の中でもより人間に近い動物だという。「数える時に『人』と使っても間違いではない」

「名前だけでも知って」

 表情豊かで知能の高い2頭。「まずいものを食べた時の顔、お客さんに惚れてトロンとなる目、見ていて飽きない」とほほ笑む。ある時、飼育部屋に戻りたくないユウタロウをエサでつろうと試みた時があった。部屋の奥にエサを置くものの、扉が閉まらないよう足をかけ必死に腕をのばすユウタロウ。「頭上に『あ、何かいる』という顔をした」。つられて目を離すとエサもユウタロウも消えていた。「感性が人に近いのでは。親近感がわく動物」

 メスのインタンは「歌声」と呼ばれるほどの美声の持ち主。「一度聞いてもらえたら」と森田さん。2頭とも指をしゃぶるのも愛らしい。ちなみに、ユウタロウが右手でインタンが左手。人の手で育ったため癖がついたと考えられている。「未知の部分が多くまだまだ知られていない動物。会いにきて、名前だけでも知ってほしい」と呼びかけた。

A000519292_02.jpg
インタンに話しかける森田さん

神奈川区版のローカルニュース最新6

心臓リハビリ推進へ連携

横浜市

心臓リハビリ推進へ連携 社会

民間ジムやスポセンなどと

5月13日号

港南区で初の移動販売

野菜卸「つま正」

港南区で初の移動販売 経済

高台住民の買い物支援

5月13日号

マスク飲食推奨へ

神福協ら

マスク飲食推奨へ 社会

県に啓発品10万個寄贈

5月13日号

金港LCへ感謝状

金港LCへ感謝状 社会

幸ケ谷小と日赤から

5月13日号

神奈川区 犯罪発生状況

【Web限定記事】

神奈川区 犯罪発生状況 社会

5月13日号

脱炭素社会へ意見募る

脱炭素社会へ意見募る 政治

自民党がシンポジウム

5月13日号

あっとほーむデスク

  • 4月15日0:00更新

  • 4月1日0:00更新

  • 3月25日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

六角橋から5Km歩こう

六角橋から5Km歩こう

11日と25日 参加無料

5月11日~6月22日

神奈川区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年5月13日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter