入江地区連合町内会(林元のり子会長/加入世帯数1906)は2月7日、災害対策を目的とした図上訓練を新子安地域ケアプラザで行った。
当日は、入江地区4町内会の住民や区役所・消防関係者など約50人が集まり、避難経路の確認や町内の危険個所を地図にマーキングした。入江川沿いの住民は、近くにかかる橋や線路が崩れた場合、安全な逃げ道がないことも判明した。
訓練を前に、町内で気になった場所を写真に撮ってきた参加者もおり、林元会長は「上から見てみると、危険な場所が集中しているエリアなど、普段気づかない部分がわかった」と成果を実感していた。
地区挙げて強化へ
入江地区はこれまで、各町内会で防災訓練などに取り組んできたが、地区全体での災害対策はなかなか進んでいなかった。そんな中、地域福祉保健計画の地区別策定懇談会で図上訓練の話が持ち上がり、今回の実施に至ったという。
出来上がったハザードマップは各町内会で活用していく予定で、林元会長は「今後はお互いの町内会を歩いてみようという話もある」と意欲をみせている。
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