梅の実を収穫する参加者
三ツ沢東町自治会館向かいにある横浜ノイエ＝三ツ沢東町５の41＝で６月９日、近隣住民らによる梅の収穫イベントが行われた。
この企画は今年で２回目。20人ほどが参加し、５ｍを超える樹齢数百年の梅の木をゆすって大きな丸い実を拾い集めた。収穫時期が早かったこともあり、採れた量は昨年より少なかったが、それでも約40kgを収穫。ほのかに甘い香りがただよい、参加者は「良い香り」「梅ジュースにしようかな」と笑顔をみせていた。
父譲りの「お裾分け」
横浜ノイエは高野啓子さんが実際に住んでいる旧家。池や井戸など、明治や昭和の姿を残す自宅を開放し、友人らの協力で地元落語家による「のいえ寄席」などさまざまなイベントを開いている。
これまで、梅の実は亡父が親戚や近所に配っていたという。高野さんは「収穫する皆さんの笑顔が素敵だった」と笑顔をみせていた。
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