感謝状を受け取る金子局長（左）
神奈川警察署（廣瀬豊署長）は10月５日、振り込め詐欺被害を未然に防いだとして、横浜神大寺郵便局（金子秀夫局長）に感謝状を贈った。
神奈川警察署によると、９月20日午前11時50分ころ、来局した高齢女性から「５００万円おろして持ち帰りたい」との申し出があり、窓口対応した林睦主任が不審に思って詳細を確認。女性は「息子が電車の網棚に鞄を置き忘れ、５００万円の小切手も入っていたので現金で用意してくれと頼まれた」と説明したという。振り込め詐欺を疑い、金子局長が警察に通報。粘り強い説得を行い、水際で振り込め詐欺を防止した。
贈呈式で金子局長は「当然のことをしただけ。警察官がすぐに来てくれたので助かった」と話した。廣瀬署長は「金融機関は最後の砦。積極的な行動が被害をくい止めた。今後も更なる連携を図っていきたい」と感謝の言葉を述べた。
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