表彰状を手にするニューライフ幼稚園の角和園長
２０１６年度神奈川県私立学校教育功労者がこのほど発表され、白楽にある学校法人ニューライフ学園ニューライフ幼稚園の角和一太朗理事長兼園長（74）ら７人が選ばれた。11月7日には県庁で表彰式が行われ、中島正信副知事から表彰状が手渡された。
県は１９６８年度から、私立学校教育の振興に対して特に功績が顕著である教職員や校長、園長、理事長、設置者などを教育功労者として表彰している。今年度は９月１日に審査委員会で７人の表彰者を決定。これで、教育功労者表彰受賞者は計１９７人となった。
幼児教育に功績
角和さんは27年の企業勤めを経て、91年に同園に就職。「定年してから入ろうと思っていたが、父が倒れて早まった」。後を継ぐ形で、96年から理事長兼園長に就任し現在に至る。
県私立幼稚園連合会では、総務部や経営管理部の担当理事、副会長を歴任し、県の私立幼稚園の振興を推進。横浜市私立幼稚園協会では、理事として研究部や経営管理部、渉外部、労働保険の各分野に従事するとともに、広報部長として私立幼稚園の果たす役割についての周知に努めた。全日本私立幼稚園連合会でも会計監査を務め、経営マネジメントの手腕を発揮。現在は豊富な知識と経験を同協会の若手職員に継承し、次世代を担う人材の育成に努めている。
表彰を受け角和さんは「率直に言えば面はゆい。栄誉なことでうれしい反面、もうひと踏ん張りしなければならない気持ちです」と喜びを表現した。
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