神奈川消防署は12月20日、メガロス神奈川(スポーツクラブ)と(株)丸晶産業(製造販売業)のそれぞれと「大規模地震発生時等における水利施設使用に関する協定」の締結式を神奈川消防署で行った。
大規模地震などが発生した際には、水道管の損傷などで消火栓が使用できない可能性がある。消火栓以外の水利を確保する必要性があるが、区内には「防火水槽」や「自然水利」などを確保できない地域が点在しているのが現状だ。
今回の協定締結は、同署がプールや地下水槽などを保有する民間事業者などに協力を要請して実現したもの。協定には、大規模地震などの災害発生時に、施設内のプール用水(220㎥)と地下水槽用水(20㎥)を使用できる内容が盛り込まれた。
締結式で武笠基和署長は「都市部は土地の確保が難しいので、皆さまのご協力に感謝します」とあいさつ。メガロスを運営する野村不動産ライフ&スポーツ(株)の大橋充社長は「弊社は地域のいきがい作りがテーマ。今後も地域支援をしていきたい」と述べ、丸晶産業の佐々木教行社長は「万が一の時には、迅速に対応できるよう準備していきたい」と話した。
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