「横浜スポーツ普及功労賞」の表彰式がこのほど神奈川区体育協会総会の中で開かれ、市体育協会から区内で活動する阿久津浩さんと加藤祥子さんの2人に賞状と盾が贈られた。
これは、地域でスポーツを普及振興しようと熱心に活動を続けている人を表彰する制度。区内で10年以上にわたりスポーツ事業やスポーツクラブ育成のための企画・運営を行うほか、競技活動や審査員などの指導を行っている人が対象となる。横浜市内にある各区の体育協会から2人ほどが候補者として推薦され、市民スポーツ委員会の選考を受けて授与が決まる。
今回表彰を受けた阿久津さんは、設立27年目の「区バドミントン協会」の前身であるグループ活動から参加し、これまで30年間にわたって小学生・中学生などのジュニアや初心者を中心に指導を続けてきたベテラン。自身がバドミントンを始めたのは中学校での部活動がきっかけで、長年かけて腕を磨くとともに親しんできた。阿久津さんは「これからも皆さんにバドミントンを楽しんでもらえるようアドバイスしていきたいと思っています」と今後への意欲を語った。
加藤さんは、地域に根差して住民のスポーツ活動を推進する役割を担う「スポーツ推進委員」を20年間務めてきた。現在は前会長からの推薦を受け同委員の連絡協議会副会長として尽力しており、こうした功績が評価を受けた。「スポーツをやるのも観戦するのも好き」と話す加藤さんは、167cmの長身を生かし中学時代はバレーボール部とバスケットボール部に所属したが、高校からはバレー一本に専念。その後もママさんバレーを行うほど熱中した。今回の表彰に対し、「大変光栄に思っています。これを糧に今後も頑張っていきたいです」と喜びをにじませた。
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