いじめの未然防止に役立てようと、「横浜子ども会議」神奈川区交流会が8月29日、神奈川区役所で開催され、区内7中学校ブロック(菅田中・栗田谷中・錦台中・松本中・神奈川中・六角橋中・浦島丘中)の児童・代表生徒31人が、各校で実践する取組を発表した。
同会議は児童・生徒が年間を通じて行っている、いじめ未然防止の取組の一環。子どもたちが主体となって「だれもが安心して生活できるよう、いじめの問題に向き合い、自ら解決しようとする子ども社会」を目指し、2013年度から行われているものだ。18区ごとに開催する区交流会では、各中学校ブロックでの話し合いや各校の年間の取組などを発表し合っている。
発表では「あいさつ」を実践している学校が多くを占め、情報交換する姿もあった。栗田谷中学校ブロックは、児童が優しい気持ちになるエピソードを投函すると、校長先生が『学校だより』で返事をする「やさしい心の郵便箱」の取組などを発表した。
教育委員会事務局人権教育・児童生徒課の宮生和郎担当課長は「実践できるアイデアを持ち帰ることで、取組が神奈川区内全域に広がってほしい」と期待感を示した。
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