横浜市医療局は、このほど、連携協定を結んだショートムービープラットフォーム「Tik Tok(ティックトック)」を手掛けるByte Dance(株)と共同記者会見を行い、10月の乳がん月間に合わせ、ダンスを用いた啓発プロジェクトを行うことを発表した。
取組は、「#胸キュンチェック」と題し、身だしなみと一緒に乳がんのセルフチェックを促すようなダンス動画を作成。関連動画投稿などを促して拡散させるもの。
同局が医療を「他人ごと」ではなく、自分自身のことと捉えてもらえるよう民間企業などと連携し、広報する「医療の視点」プロジェクトの一環。
若い世代から発症リスクの高まる40歳以上の世代に対し、セルフチェックや検診の重要性を伝えてもらうことを狙いとしている。
11人に1人が発症
当日は、荒木田百合副市長と同社の山口琢也執行役員、啓発ダンスを踊るモデルのサラ・コールディさんが参加し、取組について語り合った。
荒木田副市長は、「40歳以上の方に定期受診を促しているが、受診率は低い。日本で11人に1人がなる病気なのでもっと関心を持ってほしい」とし、山口さんは「ショートムービーは、15秒で様々なことが伝えられ、気軽に参加できるところが特徴。医療の広報に貢献できるはず」と話した。サラさんは、「親子で乳がんについて話してもらい、苦しい思いをする人が減ると良い」と力を込めた。
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