今年度から始まった、40歳から59歳の求職者を対象にした「ミドルエイジ向け就職支援プログラム」がこのほど、3日間にわたり市就職サポートセンターで開催された。
市雇用労働課ではこれまで、40歳未満対象のインターシップや、60歳以上のシニア向け就職プログラムを展開してきた。こうした中で、就労意欲のある中間世代にも焦点を当てようと、従来の個別相談やセミナーに加え、就職支援プログラムとして集合研修・企業交流会・インターンシップを新たに企画した。
7月・10月に開催されたプログラムには、50代を中心に26人が参加。研修では再就職に向けての心構えや履歴書の書き方、面接対策などを学び、その後の企業交流会では8社の採用担当者から業務内容や企業の雰囲気の説明を直接受けた。
参加者は「同世代の同じような境遇の人と一緒に研修を受けられ、参加者同士でも悩みなどの共有ができて良い刺激になった。知らなかった業界や職種の話も企業の方から聞けて就活の幅が広がった」と話した。
運営した同センターは「年代的に個人での就活に苦労されている方も多く、ミドルエイジの採用に積極的な企業との出会いに期待し参加される場合が多いように感じた。来年度もミドルエイジ向け支援を継続実施する予定」と話している。
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