区はこのほど、災害時に女性が必要とする備蓄品の整備を行った。新たに加えられたのは、着替えや授乳時などに活用できる簡易テント、防犯ブザー、中身の見えないトイレ用ポリ袋、備蓄用のウェットティッシュの4点。これらは現在すでに区内に設けられた地域防災拠点25カ所の備蓄庫に収納されている。
きっかけは、昨年8月に実施された防災拠点運営委員のセミナー。委員男女60人が、女性目線でどのような備蓄品が必要かを考えた際に出てきた意見を踏まえ、今回の整備に至った。委員たちからは「紙おむつが用意されているのだから、おしりふきも欲しい」「仮設トイレに行く際の安全性を考えて防犯ブザーもあった方がいい」など様々な意見が上がった。
区職員は「セミナーを通じ、個人で用意するものと行政のすべきことをまとめることができた。今後も災害時の運営について地域の方に考えていただけたら」と話す。
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