神奈川消防署が昨年9月に制作した、体調を崩した外国人への対応に活用できる「コミュニケーション支援ボード」が、東横線をはじめ区内各駅などに配置されている。
このボードは、東京五輪開催を前に、増加が見込まれる訪日外国人への対応策として考案されたもの。英語・韓国語・中国語・ポルトガル語・スペイン語で体調を表す言葉がイラスト付きで記され、外国人はそれを指差して自身の体調不良を訴えることができる。
東横線では忘れ物対応や切符の買い方などを伝えるために、英語・韓国語・中国語の指差し会話帳を全駅員が携帯しているが、急病関連のものはなかったという。東急電鉄(株)の横浜駅首席助役は「当駅では幸いにもまだ活用したことはないが、このボードで状態を把握でき、1分1秒を争う事態にも対応できるようになると思う」と話した。
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