斎藤分小学校で保護者向けに実施されていた「10才を祝う会」が、このほど初めて地域向けとして同地区南部町内会館で開かれ、児童の発表を聞こうと多くの近隣住民が訪れた。
同校4年生は「今のわたし、未来のわたしを地域の人に伝えよう」をテーマに掲げ、別日に実施した保護者向けの内容に加えて、地域住民と交流を深めるためのレクチャーを新たに企画。いくつかのグループに分かれて出し物を話し合い、練習を重ねてきた。
児童らはバレエや空手など自身の特技を披露したほか、昆虫学者・科学者・プロ野球選手・声優・飼育員など、一人ひとりが思い描く将来の展望を語った。レクチャーでは来場者と児童がペアを組んでお手玉をしたり、なぞなぞを出題したりして楽しんだ。
来場者たちは「キラキラした夢を聞けてよかった。皆さんがどう成長するのか楽しみ」「私が小学生の時は戦後間もない頃で学校に行けるだけで幸せだったけれど、みんな夢を持って生きていて素敵。これからも希望に向かって頑張って」と児童に語り掛けていた。
同校の近藤伸校長は「子どもたちはやり遂げられたことに充実感と達成感を味わえたのでは。これからも温かく、時に厳しく見守ってください」と話した。
神奈川区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|