横浜市で3年に1度開催される現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2020」が、横浜美術館などを会場に開幕した。
「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」というテーマのもと、20代から30代の若手作家が中心となり作品を出展。海外アーティストが来日できない中、オンラインミーティングを重ねながら展示にこぎつけた。
開幕前日の記者会見ではインドと中継を結び、アーティスティック・ディレクターを務めたラクス・メディア・コレクティヴ氏が登場。「世界が根本的な変革の時を迎えている。世界に癒しを与えるアートの力を強く自覚している」と話した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で国内外の芸術祭が延期となる中、2週間遅れでの開催となった。日時指定予約制の導入や、来場者同士の距離を確保するフロアマーカーの設置といった感染症対策を講じながら運営していく。会期は10月11日まで。
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