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遺品や子ども服、自在にリメーク 思い出の品 裁縫で新たな命 暮らしの保健室「おさいほうLabo」

文化

掲載号:2020年10月22日号

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ミシンに向かう土川さん
ミシンに向かう土川さん

 地域住民の健康や子育ての悩みに医療従事者が応じる「暮らしの保健室」(金子真弓代表)=菅田町2645=で、大切な思い出が詰まった洋服を持ち歩けるものなどにリメイクする新たな試み「おさいほうLabo」が始まった。

 担当するのは近隣に住む、裁縫が得意なボランティアの土川京子さん。母が亡くなる5年前に介護で外出できない日々が続く中、「家でもできることを」と始めたのがミシンだった。地域づくり大学校の受講経験があるなど地域活動にも関心のある人物で、昨年からボランティアとして暮らしの保健室の活動に関わってきた。

 自身の洋服を一から縫い上げるほどの裁縫の技術力の高さを目の当たりにした金子代表は、土川さんの個性を生かせる活動をしてほしいと考えていたところ、以前親しい人を亡くした知人に故人を思わせる地蔵を作って喜ばれたという話をしていたことを思い出したという。裁縫を通して人の心に寄り添う姿勢が暮らしの保健室のコンセプトにも合うと感じた金子さんが、土川さんに呼び掛けて実現した。

 おさいほうLaboでは、亡くなった家族の遺品や子どもの幼少期の洋服などを、作り変えて普段持ち歩けるような実用的なものに仕立て直す。リメイクのほかにも、オリジナルマスクやめがねケース、かばんなど各自希望のものを土川さんのアドバイスを受けながら制作できる。土川さんは「ご参加くださった皆さんと、ものを作る楽しさを分かち合えたらうれしいです」と話している。

 ミシンや基本的な裁縫道具は揃っているため、持参するのは使いたい素材のみ。ミシンは1人あたり1〜2時間ほど無料で貸し出す。子連れでの参加も可。事前予約制。次回は11月13日(金)午前10時から午後4時。

■申し込み・問い合わせ【メール】hokenshitsu.yokohama@gmail.com

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