看板商品の受賞を喜ぶ社員
岩井の胡麻油＝橋本町＝が製造する「金岩井純正胡麻油 金口」が、全国の製造メーカーの中から調味料の日本一を決める調味料選手権で審査員特別賞に輝いた。
受賞した胡麻油は、同社が創業した江戸時代の安政４（１８５７）年から受け継がれてきたもの。化学製法や添加物に頼らず、焙煎した胡麻の種子を職人が丁寧に絞って作るなど手間暇をかけ、琥珀色と豊かな風味や香りが特長の看板商品だ。
選手権には過去最多となる１６１品の応募があり、最終審査には33品が進んだ。県内の企業では同社が唯一の選出だった。同社社員は「新型コロナの影響で試食が中止となったので、商品の香味の良さが伝わるか不安だったが、皆様の投票のおかげで受賞できた」と喜びを語った。
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